衣服

 フィジーは常夏の国なので、ほぼ一年中半そで半ズボンで過ごせます。
男性の普段着はTシャツかブラシャツ(いわゆるアロハシャツとほぼ同じ)とズボン、フィジアンビレッジではズボンの代わりにスルで過ごす村人が大半です。
女性はブラウスにスカートまたはワンピースという服装が一般的ですが、スルチャンバーやサリーといった民族衣装を着ている人も多いです。
7~9 月のやや気温の低い時期や雨が降っている朝方は、フィジー人の中には時折嬉しそうにジャンパーを着ている人もいますが、そこまで寒いわけではなく、単に防寒具も着てみたいだけではと理解しています。常夏なのに、みな何故か防寒具を持っているのは不思議です。
日本人としては、普通に日本の夏の服装をしていれば問題ありません。もし、フォーマルな行事に出ることになったら、日本で言うクールビズのような格好をしていくだけで十分です。もしくはブラシャツとフォーマルスルで。ジャケットはほとんど着ません。ネクタイは相当畏まった場においては着けることがあります。また、女性であればスルチャンバーやサリーもフォーマルな服装となります。

 フィジーの主要産業の一つが衣料産業であるので、輸入品も併せて衣服は常に豊富にあります。値段も比較的安価ですが、品質ははっきりいって、日本で販売されているのには劣ります。そして、フィジー人は身体が大きいので、服のサイズも大きく、こちらのMサイズは日本のLサイズになります。
また、古着屋も多く、中には欲し出し物もあるので古着屋巡りにはまる人も少なからずいます。

ブラシャツとスル

ブラシャツとスル。村での普段着。

スルチャンバー

スルチャンバー。フィジアン女性の民族衣装。

サリーの女性.JPGサリー。インディアン女性の民族衣装。

フルーツ

tropicalfruits

マーケットにはいつも豊富なフルーツが並ぶ

南国といえばトロピカルフルーツ。フィジーのマーケットでも年中果物が並んでいます。しかも安い。
概ね一年中見られるのがパパイヤ(フィジーではポポと言われる)。一山(3個ぐらい、大きさにもよる)2ドル前後です。日本だと一個数百円するのでかなり安く感じます。パパイヤは成長が速く、手間もかからず、種を播けばそのうち勝手に実がなるので、庭に植えている家庭も少なくありません。味は値段とは不釣り合いなほど美味しいです。

バナナも一年中あります。値段は1ドルから5ドル程度。意外に高いです。話によれば、村にバナナを買い付けに来る業者が安く買いたたいて、マーケットで高く売っているのだとか。バナナも特に世話をしなくとも勝手に実がなります。空き地や住宅地に普通に自生。

パイナップルも大体いつもマーケットにありますが、11月ぐらいが多い印象を受けます。やや小ぶりながら芯まで食べられるパイナップルは3つで2ドル前後。甘くておいしい。これは自生しているのを見たことがありません。

マンゴーは年末がシーズンで、それ以外ではあまり見かけません。種類もいくつかあります。一山(6個程度)1ドルか2ドル。マンゴーも普通に公園や家の庭に生えています。しかもマンゴーの木はかなり大木になるので、一つの木に大量のマンゴーがなっている光景もよく見かけます。つまりマーケットで売っているのも原価は無料である可能性が大?です。完熟する前の青いマンゴーもよく売られており、これはスライスしてトウガラシにあえて料理します。

スイカもよくマーケットで見かけます。大きさによって値段は異なりますが、数ドルです。フィジーのスイカはあまり甘くありません…。しかしフィジー人はスイカが大好きなようで、その食べる速さにはいつもビックリしています。

他にリンゴやオレンジもありますが、これらは輸入品です。

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