チョプシーとは野菜炒めを通常ライス(キャッサバ・ダロ・麺もあり)の上に乗っけた日本で言う中華丼のような食べ物で、フィジーのレストランのほとんどで食べることが出来ます。あまり家庭で作られることはないようですが、外食の中では最も人気があるメニューと言えます。
値段は庶民的な店で5ドル前後、高級店だと10ドル程度です。
チョプシーに使われる野菜は様々で、主に旬の野菜が使われています。庶民の味なので決まりきったレシピがあるわけではなく、店ごとに大きく味は異なります。
鶏肉の入ったチキンチョプシーが最もポピュラーですが、牛肉や豚肉の入ったもの、あるは肉が入っていないベジタブルチョプシーもあります。
また、よく似た料理にチリチキンとステアーフライがあります。チリチキンは辛味の効いたチキン入り野菜炒めで、チョプシー同様ライス等にかけて食べます。値段はチョプシーと同じか少し高いぐらいです。ステアーフライはシチュー風味チョプシーのような感じです。
この3つの料理はあまり明確に区別されていないようです。ある店でチリチキンを頼むと、ある店のステアーフライのような味の物が出てくる時もあります。
いずれにせよ、安い、早い、美味いの料理なので、一度フラッと小さな飯屋に入って、チョプシーなど注文してみてはいかがでしょうか。
チキンチョプシー(4.5ドル、スバ、Joji’s(市役所裏手))
チリチキン(12ドル、スバ、キャピタルパレス。高級店ではライスと別々に出てくる)
ステアーフライ(25ドル!、タベウニ島某ホテル)