学校
フィジーの学校。子供達は元気いっぱい。
日本の教育制度は小学校・中学校・高等学校の「6・3・3」制ですが、フィジーでは、プライマリースクール8年間(class1~class8:日本で言うと小学校一年から中学校二年生までに相当)、セカンダリースクール5年(form3~form7:中学校三年~高校三年生に相当)「8・5」制となっています(Class 7=Form1と解釈されています。また、form7は大学進学の準備学年で、統一試験の結果form6で卒業して進学することもできます)。また、幼稚園や大学、職業訓練校もあります。
Class1~8及びForm3~4が義務教育となります。学校年度の開始は1月で1年3学期制です。学期間には長期休暇があり、特に3学期から翌1学期にかけては実質2カ月の休みがあります。
授業料はclass1~class6で100ドル/年、class7~class8で100~200ドル/年、form3~form4で200~300ドル/年、form5~form6で200~300ドル/年です(2010年度のデータ)。
セカンダリースクールへの進学率はおよそ5割、そこからさらに大学への進学は6割程度となっています。しかし、義務教育の途中でも、学費が払えず、学校に来れなくなる子供もいます。
学校には授業は英語で実施されます。英語が出来ないと数学の授業も理解できません。
幾人かの知人から聞いたところ、先生は他の職業のフィジー人も同様ですが、仕事よりプライベートを重要視するので、平気で授業をほったらかして遅刻したり休んだりするそうです。また、自分が分かってないのに授業をするなど、逆に驚いてしまう部分もあるそうです。