「2011年4月」の記事一覧(12 / 13ページ)

ビール

フィジーで最もよく飲まれているお酒はビールだと思われます。輸入品も販売されていますが、最も人々から愛されているのは、なんといっても国産のビールである「フィジービター」です。フィジービターのマークはキーホルダーやTシャツになるほどで、国民的な人気です。味は比較的どっしりとしていて、のどごしは良好です。料理と共に飲むのにも向いています
値段はロングネック(750ml)で3.6ドル程度、スタビ(375ml)で2ドル程度です。一般的労働者の時給は2~3ドル程度であるので、日常的に飲まれているわけではなく、ちょっとしたパーティーの時とかによく飲まれます。普段のフィジー人の飲み物はグロッグです。もちろんお金持ちは別でしょうが。
一方、フィジービターの姉妹品で「フィジーゴールト」というビールもあります。フィジービターよりあっさり味です。ビールがそこまで好きでなくて、お付き合いで飲むならこちらがお勧めです。値段はビターより若干高めです。
その他にもフィジービタープレミアム、ボヌ等のビールが販売されています。高級スーパーではアサヒスーパードライを販売している所もあります。

フィジービター.JPGフィジービター

フィジーゴールド

フィジーゴールド

日本において、蟻は食べ残しに群がる害虫と言う側面もある一方で、身体のサイズに比べ、大きな食べ物をよたよた運ぶ様がどことなく愛嬌を感じさせ、童謡にも歌われるぐらいの親しみもありますが、フィジーの蟻は一味違います。こいつらは本当に凶悪で、正真正銘の害虫です。
フィジーの蟻にも種類はありますが、家の中にいるのは小さい、赤黒い蟻です。日本では、蟻は甘いものに寄りつく、というイメージがありますが、こいつらは肉食です。砂糖にはほとんど寄りつかず、食べた後の骨付きチキン等に、恐ろしいほど寄ってきます。かなり強い顎を持っているので、時としてインスタントラーメンの袋を噛み切って侵入して中を荒らすこともあります。料理の中にも容赦なく蟻が混じっていますが、そのうち気にならなくなるので蟻ごと食べています。
さらに、こいつらは人間にも噛みつくのでかなり迷惑です。家中にいて、しかもちょっとした隙間に巣を作ります。パソコンの中にも容赦なく侵入してきます。繁殖力が強く、家の内外に天文学的な数がいることから、撲滅はほぼ不可能なので、なんとか共存するしかありません。しかし、殺虫剤を振りまくと、しばらくその場所には近づかないようです。

群がる蟻.JPG肉の入っていた容器に群がる蟻。赤いのがそれ。

蟻の巣.JPG機械の隙間に巣を作る。時として電子機器が不調になる原因となる。


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