「2011年4月」の記事一覧(13 / 13ページ)

フィジーは熱帯で雨も多いことから蚊が非常に多く発生します。見た目は日本にいる蚊と同じです。幸いフィジーにはマラリアはありませんが、デング熱は発生しています。
行政もデング熱の流行を警戒して、蚊の発生具合を調査するなど防蚊対策を実施しています。また、スーパーや薬局には蚊取り線香や虫よけスプレーも売っています。蚊帳はあまり使っていないようです。
なお、蚊はフィジー人より日本人が好きなようです。同僚と一緒にいても筆者だけ刺されます。
デング熱ポスター

デング熱予防を呼びかけるポスター

病気

頑強なはずのフィジー人も、よく仕事を病気で休みます。多分ほとんどがズル休みだと思いますが、中には本当に病気で、げっそりして職場復帰する人もいます。フィジーでも、風邪も流行りますし、さらには熱帯特有の病気もあります。熱帯地方によくあるマラリアは流行地域ではありませんが、同じく蚊が媒介するデング熱は時々発生しています。また、ボイルという、傷からバイ菌が侵入して膿がたまるという皮膚病はフィジー人も在フィジー日本人でも罹る人は少なくありません。
病気になってもフィジー各地には国立病院があり、フィジー国民は原則無料です。また、個人経営の医院もあります。医療水準は周辺諸国の中では低くないようですが、現場を知る人から聞くと、かなり「おおらか」と言う事です。つまり病気にならないことが第一ということでしょう。
ボイルの痕

ボイルの痕。痛々しい。

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