ココナッツ

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ココナッツ

フィジーではいたるところに、ココナッツの木(ヤシの木)が生えています。田舎はもちろん街中でも街路樹として植えられており、いかにも南国らしい風情を醸し出しています。
また、ココナッツは南国フィジーの景色に欠かせない要素というだけでなく、実用的にも、ココナッツの実から作られるココナッツミルクはフィジー料理で欠かせない材料となっています。ロロ、ココンダ、パルサミ…カレーに入れても美味しいですね。

しかしながら、ココナッツミルクを作るには少々手間がかかります。まず殻が固いので割るのに一苦労です。そして専用の器具で中の白い胚乳を削り出して、それを布で濾して水に溶かすことで完成です。ココナッツミルク作りは力がいるので男の仕事だそうです。

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 ココナッツを割る

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胚乳を削り出す

フィジアンは慣れているので普通にやりますが、これを日本人の素人がやるにはかなりしんどいので、もしココナッツミルクを使いたければスーパーで売っている缶詰(3ドル弱)が便利です。

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ココナッツミルク缶詰

なお、ココナッツミルクにするのは成熟した実を使いますが、未成熟の青い実の段階では、中には汁が入っていて、これをココナッツジュースとして飲みます。
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ココナッツジュース

フィジーの音楽

フィジー人も世界の人々と同様、音楽が好きです。街、バスやミニバスの車内は常に音楽で満ちています。フィジアンはフィジアンミュージックを、インディアンはインディアンミュージックを聴きますが、若者(特にインディアン)は民族的な音楽より洋楽を好むようです。また、現在よく聴かれているフィジアン・インディアンミュージック共に現代風であり、古くからの伝統音楽を聴いているわけではありません。日本でも雅楽等の伝統音楽より、現在は洋楽の影響を受けたポップス等の音楽が圧倒的に主流なのと同じです。

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indianmusic

また、歌手ではない一般人のフィジアンでも歌はびっくりするほど上手です。声は太く深く遠くに伸び、音感も抜群で、ハモリに関して天才的です。神から与えられた才能と言えますが、毎週教会で讃美歌を歌っていることもあるのでしょうか。楽器に関してはギターやウクレレをたしなむ人も少なくありません。

それに比べて歌手でもない限りインディアンは人前で歌う事はあまりありません。ただし、伝統的なインディアンの楽器を演奏する人は時折みかけます。

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