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病気

頑強なはずのフィジー人も、よく仕事を病気で休みます。多分ほとんどがズル休みだと思いますが、中には本当に病気で、げっそりして職場復帰する人もいます。フィジーでも、風邪も流行りますし、さらには熱帯特有の病気もあります。熱帯地方によくあるマラリアは流行地域ではありませんが、同じく蚊が媒介するデング熱は時々発生しています。また、ボイルという、傷からバイ菌が侵入して膿がたまるという皮膚病はフィジー人も在フィジー日本人でも罹る人は少なくありません。
病気になってもフィジー各地には国立病院があり、フィジー国民は原則無料です。また、個人経営の医院もあります。医療水準は周辺諸国の中では低くないようですが、現場を知る人から聞くと、かなり「おおらか」と言う事です。つまり病気にならないことが第一ということでしょう。
ボイルの痕

ボイルの痕。痛々しい。

dog
捕獲された犬は薬殺されます。市民の安全のためとはいえ残念な事です。

フィジーでは犬を飼っている家が多く、そしてそれらは愛玩犬ではなくほとんどが番犬として飼われているようです。基本的に鎖につながれていないので、人が門から入ろうとすると庭にいる犬が獰猛に吠えて向かってきます。家の人に犬をどけてもらわないと侵入できません。さすがのフィジー人も犬を大変恐れています。また、フィジーの犬はよく吠えるので騒音に悩む住民も少なくありません。飼い犬と言っても完全に飼いならされているわけではなく野生の血が残っているようです。

また、街には野良犬が大量にいます。フィジーでは狂犬病がないところが救いですが、これらが時々人に噛みつくので、野良犬の存在は社会問題として時折新聞にも取り上げられています。対策として、行政機関が野良犬を捕まえて駆除していますが、追いついていません。心優しい?住民の中には野良犬のために食べ残しを門の前に播く人もおり、解決の難しい問題です。


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