「交通」の記事一覧(2 / 3ページ)

ミニバス

minibus

ミニバス

フィジーで最も早い乗り物…それがミニバスです。
ミニバスはハイエース等のワンボックスカーに座席を取り付け、マイクロバスのようにした乗り物で、スバ~ラウトカ(ナンディ)間、スバ~ナウソリ間、ナンディ~ラウトカ間、ラウトカ~バ間等、バスと競合する路線を走っています。
都市部ではバス停の近くにミニバス停があるので、そこで乗ります。バスと異なり、時間が来れば出発するのではなく、乗客が定員になったら出発します。なので、乗客がいっぱいいる時はすぐに出発するのですが、いないときは一時間以上も待たされる時があります。降りるときはドライバーに言えばいつでも下ろしてもらえます。

バスと比較して、その特徴は、とにかく速い、これに尽きると思います。(筆者の確認した限り)最高時速130km/hで前を走る車を乱暴な運転で追い抜いていく様はなかなか爽快です。そしてやはり事故も多いです。なので、フィジー人でも乗りたがらない人もいるぐらいです。
車体はオンボロです。すでに80万キロ以上走っている車もあります。スピードメーターも壊れている車もあります。また、座席は狭いので、大柄なフィジー人が隣に座ると、とても窮屈です。揺れも激しく、はっきり言って乗りごこちは悪いです。
しかし、バスだとスバ~ラウトカ間4時間半程度かかる道のりがミニバスだと大体4時間弱、最速で3時間で到着します。
運賃はスバ~ラウトカ間で19ドル、しかし、ラウトカ~スバ間は18ドルと何故か1ドルの差があります。バスより少し高いぐらいです。ナンディ~ラウトカ間では2ドルと、バスより数十セント安くなっています。

その他、ミニバスの利点は、幹線道路から離れた場所が目的地でも頼めば連れて行ってもらえる、交渉次第でチャーター可能な点等があげられます。
難点は、危険であるほかは、運転手の都合で途中で他のミニバスに乗り換えさせられることがあります。初めてミニバスを利用する人や、英語があまり理解できない人にはかなり不安です。また、バス停に比べミニバス停は少し分かりにくい所にある場合がほとんどです。

以上のことより、ミニバスは便利でスリルを味わえる反面、リスクも大きいのでフィジーに慣れないうちは避けた方が無難であると思われます。


ナンディ国際空港

nadiairportenter

ナンディ国際空港

フィジーには20以上の空港(飛行場)があります。そのほとんどは滑走路とその脇に待合室兼チェックカウンターの小屋があるだけの簡素な空港ですが、ナンディ国際空港だけは別格です。

ここは外国から大勢の観光客を受け入れるフィジーの玄関として、近代的な設備が整えられています。おそらく成田や関空から来た人からすれば単なる小さい空港と印象を受けると思いますが、フィジーにしばらく居ると、ここの施設はかなり大きく立派に見えます。

施設内はエアコンが効いていて、お土産屋やレストランもあって、トイレも綺麗です。日本では当たり前でも、フィジーでこういう場所はあまりありません。

また、国際線ターミナルの中の免税店ではお酒(ラム酒など)が市内の酒屋よりかなり安く買えるので、お酒の好きな人は買ってからゲートを出るのも良いかと思います。

なお、ナンディ国際空港はラウトカとナンディタウンの間にあり、ナンディタウンまでだとタクシーで10分程度です。空港を出た所にはすぐバス停があって、ナンディタウン(あるいはスバ方面)に行くなら道路を渡ったバス停、ラウトカ方面に行くなら道路を渡らず左に曲がったところすぐにバス停があります。スバ~ラウトカ間の長距離バスは空港の中まで入ってくるので移動に便利です。
国際線出たとこ

国際線ターミナル。両替所やレストラン、旅行代理店などがあります。

空港の土産屋

国際線の隣にある国内線ターミナルにあるお土産屋さん。品ぞろえはなかなかのもの。

空港カフェ.JPGカフェもあるので時間もつぶせます。

空港タクシー乗り場.JPGターミナルを出てすぐにはタクシー乗り場があります。メーター制ではありませんが、公定料金があるのでぼったくられることはほとんどないと思われます。

空港バス停

空港出口付近。右奥に見えるバス停がナンディタウンあるいはスバ方面行き、道路を渡らず左に曲がるとラウトカ方面行きのバスに乗れます。

サブコンテンツ

このページの先頭へ