カレー

フィジーにはインディアンが人口の4割を占めるため、フィジーにおいてインド文化の影響は大きく、カレーも広く一般に普及しています。インディアンの影響でフィジアンもカレーを食べます。本場インドから遠く離れたフィジーにおいて、意外にもカレーは国民食の一つとなっています。
フィジーで食べることのできる種類は様々で、チキンカレー、ラムカレー、フィッシュカレー、レバーカレー、ビーフカレー、ダックカレー、ゴートカレー、茄子カレー、オクラカレー、ポテトカレー…。食材の数だけ種類があるのではと思います。そもそも、カレーと言うのは料理の名前と言うより、インドの食文化の基本コンセプトなので種類が多く奥が深いのは当たり前と言えるかもしれません。
種類は色々ありますが、お店でもっともよく食べられるのはチキンカレーだと思います。値段は普通店なら5ドル~6ドル程度で、カレーとダルスープにライスかロティーがついてくるパターンが基本です。
肝心の味は…。筆者の個人的な意見ですが、日本カレーより断然美味しいと思います。筆者はかつてインドに行ったことがありますが、本場インドのカレーより、フィジーのインドカレーの方が美味しいです。はっきりいって、フィジーに来てカレーを食べないのはもったいないです。
なお、スーパーでは多種多様なカレースパイスが売られているので、自分でカレー作りにチャレンジしてもよいと思います。

一応補足しておくと、インディアンもカレーだけでなく中華や西洋料理も食べています。若者のなかには実はカレーが嫌いという人もいます。

☆カレー図鑑

チョプシーコーナーのカレーよくある街のカレー屋のチキンカレー。チキンカレーを注文すると、ベジタブルカレー、ライス、ダルスープと生野菜が付いてきます。これは6ドル。

マヤのカレー.JPGスバMHCCにあるマヤという高級カレー屋のカレー。街のカレー屋でナンはあまりありませんが、ここでは食べられます。写真のカレーは8.9ドル。

レバーカレー庶民のお弁当代わりとして、新聞紙にくるまれた、カレーとロティのセットが街でよく売られています。1ドル~。

☆カレーメモ

チキンカレー
フィジーで最もポピュラーなカレーと思われます。しかし、一般家庭ではベジタブルカレーの方が一般的で、チキンカレーは贅沢なのかもしれません。

ラムカレー(羊)
チキンと同じくどこのお店にもあるポピュラーなカレー。美味い。日本では食べる機会もほとんどないので、一度チャレンジしてみると良いと思います。

ダックカレー(アヒル)
日常生活ではそれほど食べられていないと思いますが、カレー屋さんでは時々みるメニューです。筆者の行きつけの店で10ドルでした。高級カレーと言えます。味は、チキンカレーと味付けが違うのではっきりと言えませんが、チキンより味わいが深いような…。しいて言えば、地鶏に似てる?しかし骨が多く、肉が少ない気がしました。

ゴートカレー(ヤギ)
カレー屋さんでは時々みるメニューで、筆者の行きつけの店では10ドルする高級カレー。味は牛肉に似ています。

フィッシュカレー
どこの店でもフィッシュカレーは酸味のきいた味付けになっています。さっぱりして食べやすい。値段はチキンカレーより少し高い程度。

レバーカレー
どちらと言えば珍しいカレー。骨が無いので食べやすいと思います。スパイスがあれば自分でも作れます。

ビーフカレー
ヒンドゥーでは禁忌の牛肉なので、インディアンの店では珍しい。中国人の店だとメニューにある場合がある。日本に比べて肉が固い。

なお、本当のインドのカレーについてはこのインド旅行のサイトに書かれています。

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