フィジーウォーター

fijiwater

フィジーウォーター

フィジーでは水道水が飲めるにもかかわらず、意外や意外、ミネラルウォーターが人気です。
いくつか種類がある中、もっとも有名なのは何と言っても「フィジーウォーター」です。1.5L2.6ドル程度(130円)とフィジーの物価水準からして安くはないと思うのですが、スーパーはもちろん、田舎の小さな店でも、どんなところでも売っています。「フィジーウォーター」は「セレブの水」というブランドイメージを作り上げているようですが、フィジーでは普通のフィジー人が飲んでいます。
フィジーウォーターを生産しているのはアメリカの企業で、そのためアメリカ向けの輸出が多く、フィジーに莫大な外貨収入をもたらしています。アメリカ以外にも、世界40カ国以上の国に輸出されており、日本でも販売されています。
フィジーウォーターのペットボトルはリサイクルのため、集めてフィジーウォーターの会社に持っていくとお金に換えてくれます。環境活動にも気を使っているようです。アメリカの企業だけあってブランドイメージを大切にしているのでしょう。
ところで、実際に集めているのはゴミ拾いのおじさんたちで、彼らの貴重な生活収入になっています(ペットボトルはフィジーウォーターとコカコーラ社の物だけお金になって、その他はこの国で無価値です)。

☆フィジーウォーターと日本
フィジーウォーターの裏ラベルにフィジーを中心とした世界地図が載っています。そこに国名があるのはN.AMERICA、AUSTRALIAそしてJAPANの3カ国のみ。これを見た韓国人の友人が「ジャパンビッグカントリー」と悔しがってました(韓国でもフィジーウォーターは販売されているそうです)。

裏ラベル.JPG


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