新聞

フィジーでは数種類の新聞があって、それぞれが毎日発行されています(フィジー周辺の小国では日刊紙は少ないあるいは無いので、このことを知ると驚きます)。
まず、フィジータイムス(The Fiji Times)とフィジーサン(Fiji Sun)という二大新聞が有名で、その他、デイリーポストやフィジー語、ヒンディー語、中国語の新聞もあります。フィジータイムスの値段はは土曜日90セントのほかは80セント、フィジーサン平日80セント、土日は90セントと高くなりますが、その分紙面が多いです。
日本では新聞購入は配達が基本ですが、フィジーでは朝に商店あるいは道端で買うのが最も多いパターンです(配達システムもありますが)。

タイムス - コピーさて、いくつかあるフィジーの新聞で最もメジャーなのはなんといってもフィジータイムスで、1869年から発行されており、伝統と格式では他の新聞を圧倒しています(読売新聞ですら1874年創刊です!)。もうタイムスというのは新聞の代名詞になっています(筆者がサンを読んでたら、読み終わったらそのタイムス貸して、とか言われることもあるぐらいです)。
それだけに内容は(サンに比べ)重厚で硬派な記事が多い印象を受けます。

サン - コピー一方、タイムスの向こうを張るサンですが、こちらは1999年創刊の比較的新しい新聞です。記事はタイムスに比べバラエティーに富んでおり、特に地方ニュースに強いと言えます。日本人のニュースが載りやすいのもサンの方です。また、50セントセールや、スピードくじなど、販売促進キャンペーンを実施する時もあり、打倒タイムスの気概を感じます。

とはいえ、多少編集方針が異なるものの、社会ニュース、社説、投書欄、国際ニュース、スポーツ等、基本的な紙面の作りは同じで、どちらか一紙読めば、日々の情報収集には事足りるでしょう。

日本では新聞離れが進んでいるようですが、フィジー人は新聞が大好きです。インターネット環境やテレビが充実していないので情報収集としてはやはり新聞が一番なのでしょう。また、暇な時の暇つぶしの娯楽としての側面もありそうです。暇つぶしと言えば特に、新聞の後半に載っている、求人等のお知らせ欄が面白いです。求人、訃報、誕生日のお祝い、中古車の売買等様々な情報に溢れています。中にはガールフレンド募集から会社の金使いこんで首になった人の絶縁状などもあって、暇な時はなかなか楽しめます。

筆者は毎朝通勤途中でサンを買って職場に行くのですが(タイムスは別の人が買ってくるため)、読んだ後、机の上に置いておいたら同僚達で回し読みします。誰かが持っていって最後にはどこかに行ってしまう事もよくあります。

また、バスやミニバスの中で新聞を読んでいて(出発までの待ち時間)、読み終わって膝の上にでも置いておいたら、筆者の経験上50%以上の確率で隣のおじさんがそれ貸して、と言ってきます。

みんな新聞は大好きなのですが、回し読みするため、自分で買う人はあまり多くないようです。それだけに買って持っていくと喜ばれます。
求人等 - コピー

新聞の投稿情報欄。暇つぶしに最適。

日曜版 - コピー

なお、日曜日はそれぞれ「サンデータイムス(左)」と「サンデーサン(右)」になる。

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