街角おもしろ写真

フィジーの街を歩いていて、面白いものに心惹かれてシャッターを押してしまいました。

MOV06B.MOD_000003936.jpgブラ?腹巻?
このマネキンのブラは下がり過ぎて腹巻みたいです。いいんですか?

DSC07208.JPG 目がイッてるサンタさん
フィジーのクリスマスは暑い。なので厚着のサンタさんは大変だと思います。目がヤバい。

福瀧裕太郎撮影.JPG馬鹿タレ?
VAKATALE GIRLS HOSTEL ランバサにあるVAKATALE GIRLS HOSTELです。でも馬鹿ではありませんから。

DSC07992.JPG 頭がブロッコリー
常夏の国フィジーでは珍しく、彼はワイシャツきてネクタイ締めているのですが、頭が緑色なのでした。フィジーではおもしろマネキンの宝庫で、ストリートを歩いていて退屈しないです。(この写真は福瀧裕太郎さんから頂きました)

DSC07209.JPG子供サンタ?
サンタ?子供?でも妙にセクシー?

フィジー語入門

フィジー語入門
☆はじめに
ここでは、フィジー語の基礎として、発音に関してと文法について説明しますが、その前に最重要フィジー語である、

Bula(ブラ)=こんにちは
Vinaka(ビナカ)=ありがとう

を覚えておきましょう。これとあとスマイルがあれば、なんとかフィジーでやって行けるでしょう(?)。もう少し言うと、

Yadra(ヤンドラ)=おはよう
Moce(モゼ)=さようなら
io(イオ)=はい
sega(センガ)=いいえ

も使用頻度がかなり高いので知っておきましょう。

正直言って、英語が通じない村落部に暮らさざるを得ない状況の人や、フィジーに永住すると決めている人以外は、苦労してフィジー語を覚えなくとも英語がそこそこ話せれば、上記の6つの単語や、その他よく使う日常単語をいくつか知っておくだけで十分日常生活を円滑に過ごせるかと思います。フィジー語はすぐに習得できるほど簡単な言語ではありません。文法に関しては全体的に英語より複雑ではないかと筆者は思います。
しかしながら、もちろんフィジー語が出来れば出来ただけ、フィジアンから歓迎されるので、フィジアンのコミニュティーに深く入り込めます。フィジアンと濃い関係を作りたい人は是非頑張って勉強してみましょう。

1.フィジー語の概要
フィジー語は、フィジー語は原住民系フィジー人(フィジアン)の民族語で、オーストロネシア語族(台湾から東南アジア島嶼部、太平洋の島々、マダガスカルに広がる語族)の言語に分類されます。話者は45万人であるが、第二言語としての話者も20万人いるといいます。ほぼすべてのフィジアンはフィジー語を話しますが、フィジー語の中にも方言があって、現在標準的なフィジー語とされているのは、バウ島の方言です。また、インディアンもフィジー語を解する人は少なくありません。

フィジー諸島には紀元前から人が住んでいたらしく、フィジー語もおそらくかなりの昔から話されていたであろうと考えられますが、フィジー語には文字が無く、英国人の宣教師が19世紀にやって来るまで、フィジー語の記録がありません。
フィジーにやってきた英国人はフィジー語の発音に最も近い発音になるようにアルファベットを当てはめていきました。そして、フィジー語もアルファベットを用いることにより書き言葉として成立していきました。

2.発音
・母音は日本語と同様にa,e,i,o,u(あえいおう)の5母音です。母音が日本語に近いので、聴く限りフィジー語の発音は日本語の語感に近いものがあります。
・子音は概ね英語の発音と同様ですが例外もあります。これらを踏まえれば、フィジー語はそのままローマ字読みすれば大体OKです。

b = [mb]
c = [ð]
d = [nd]
f = [f]
g = [ŋ]
j = [tʃ]
k = [k]
l = [l]
m = [m]
n = [n]
p = [p]
q = [ŋɡ]
r = [r]
s = [s]
t = [t]
v = [β]
w = [ɰ]
y = [j]

・b,d,g,qは前に「ン」がつく。
例:labasa(ランバサ)、yadra(ヤンドラ)、sega(センガ)、oqo(オンゴ)

・cは英語で言う[th]の発音に近い
例:moce(モゼ。モセではない。)

・jは英語で言う[ch]の発音に近い
例:Jope(チョペ。ジョペではない。)

3.アクセント
フィジー語の音節は英語と異なり必ず母音で終わります。アクセントの位置は通例、2音節語では最初の音節に、2音節語では2番目に来きます。また一つ以上のアクセントをもつ語もあります。

4.文法
4.1概要
・フィジー語の基本文法は、ざっくり言って、英語と同様にSVO(主語+動詞+目的語)の順です。
・時制による動詞の変化はなく、動詞の前にsa(現在:省略できる),a(過去),na(未来)などの小辞をつけることにより表すことが出来ます
・否定文は動詞の前にsega niをつけます。(注:実はもっと複雑ですがここでは基本だけ紹介しています)。

以上を踏まえていくつか例文をあげます。
Au(私は) sara(見る) TV(テレビを)
Au sega ni sara TV(私はテレビを見ない)
Au(私は) cakacaka(働く)
Au na cakacaka(私は働くだろう)
Au a cakacaka(私は働いた)

・疑問形
疑問文は文末に「?」を付けるだけで、英語のように語順変化はありません。

Iko na cakacaka?(あなたは働くのですか)

4.2品詞
4.2.1冠詞
フィジー語には英語同様冠詞が存在します。法則が複雑なので、名詞と一緒に覚えるのがよいでしょう。
na:定冠詞。英語で言うthe。
他にもa,ko,iなどが存在します。

na sala その村
ko Tom トムさんです

4.2.2名詞
フィジー語の名詞には英語のように複数形はありません。名詞の作りには特徴があります。ika(魚)のような単純な名詞もありますが、動詞の前にiを付けると名詞になる場合があります。

vola:書く→i vola:手紙、本
dabe:座る→i dabedabe:椅子(動詞が繰り返されることもある)

よく使う名詞
ika:魚
koro:村
lavo:お金
turaga:男
marama:女
tamata:人
gone:子供
wai:水
wai katakata:お湯
vale lailai:トイレ
sisili:シャワー
yacana:名前
raisi:米(英語からの借用。名詞では多い、)

4.2.3代名詞
フィジー語の代名詞は基本代名詞、所有代名詞、指示代名詞、位置代名詞、疑問代名詞があります。
基本代名詞は所有代名詞は人称及び対話者を含むか含まないかで、極めて多くの区分に分かれており、そう簡単に理解できません。
例えば
<一人称>
単数:au,u,kau(私は)
二人(対話者を除く):keirau(私たち二人は)
三人(対話者を除く):keitou(私たち三人は、私たち若干名は)
4人以上多数(対話者を除く):keimami(私たち多数は)
これが二人称、三人称にもあります。さらに前後の言葉により若干の変化をすることがあり、その結果、非常に多くの基本代名詞が存在しています。所有代名詞も同様です。
ここでは代表的な代名詞を紹介するにとどめます。

Au:私は

edaru:私たちは(対話者含む)

keirau:私たちは(対話者含まない)
 
ko,o,o iko:あなたは

drau:あなたたちは

koya:彼、彼女は

erau:彼(彼女)らは

oqo:これ、これら

oqori:それ、それら

koya:あれ、あれら

ke:ここ、この場所

keri:そこ、その場所

kea:あそこ、あの場所

cei:誰?誰を?
例:ko(冠詞) cei(誰) ko(冠詞) koya(彼は)→彼は誰ですか。

cava:何?
例:a(冠詞) cava(何) oqori(それは)→それは何ですか。

vei:どこ?
Mere(メレさん) sa(現在小辞) tiko(いる) e(前置詞) vei(どこ)→メレさんはどこにいますか。

・数詞
いくつもありますが、最低1から3までは覚えたいところです。写真撮る時に「トル、ルア、ドゥア」と言ってシャッター押したりします。
1:Dua
2:Rua
3:Tolu
4:Va
5:Lima
6:Ono
7:Vitu
8:Walu
9:Ciwa
10:Tine
11:Tini ka dua
12:Tini ka rua
100:Dua na drau
1000:Dua na udolu
 
・月
月の呼び名は英語からの借用のようです。
1月:Janueri
2月:Feperuari
3月:Maji
4月:Epereli
5月:Me
6月:June
7月:Julai
8月:Okosita
9月:Sepiteba
10月:Okotoba
11月:Noveba
12月:Tiseba
 
・曜日
月曜日:Moniti
火曜日:Tusite
水曜日:Siga vukelulu
木曜日:Siga lotulevu
金曜日:Siga vakaraubuka
土曜日:Siga vakarauwai
日曜日: Siga tabu
 

4.2.4動詞
よく使われる動詞を以下に示します。英語のように時制や人称による変化はありません。
lako:行く
mai:来る
taubale:歩く
cici:走る
kana:食べる
gunu:飲む
qito:遊ぶ
vakasaka:料理する
moce:寝る
Vakarorogo:聞く
Rai:見る
Cakacaka:働く
Lomana:愛する
Vola:書く
Vosa:話す
Sili:シャワーをする
yadra:起きる
savasava:洗濯をする
 
4.2.5形容詞
良く使われる形容詞を以下に示します。特徴として同じ言葉を繰り返した言葉が多いことがあげられます。
uro:かっこいい
vinaka:良い。kana vinakaで「美味しい」の意。
levu:大きい(ビチレブ島のレブはこれ)
leilei:小さい
katakata:暑い
batabata:寒い、冷たい

4.2.6副詞
よく使われる副詞を以下に示します。
vakalaikai:少しの間
tale:再び
enanoa:昨日
nikua:今日
mimataka:明日
vakavinaka:よく、うまく

4.2.7前置詞
フィジー語の前置詞の用法は英語より複雑です。その一部を紹介します。
E:英語で言う、at,in,about,over等
Ki:to,about,over等
Mai:from等

4.2.8接続詞
いくつかを紹介します。
Ka:英語で言うand, or等
Kei:and(名詞を結ぶ)
Se:or
Ni:when,to等

5.挨拶、その他
Bula(ブラ):こんにちは。なお、くしゃみをした人にかける言葉でもある。英語で言うBless you。
Ni sa bula:Bulaの丁寧な言い方
Vinaka(ビナカ):ありがとう
Vinaka vakalevu:大変ありがとうございます
Yadra(ヤンドラ):おはよう 
Ni sa Yandra(ニサヤンドラ):おはようございます(丁寧な言い方)
Moce(モゼ):さようなら
Vosoti au(ボソティアウ):すみません
Oi:へー、本当?
Isa:あれまあ
kerekere:お願い!

6.例文集
O cei na yacamu?(オ ゼイ ナ ヤザム):あなたの名前は何ですか
→Na yacaqu’Taro'(ナ ヤザング タロウ):私の名前はタロウです
O iko mai vei?(オ イコ マイ ベイ):あなたはどこから来ましたか
→O au mai Japani(オ アウ マイ チャパニ):日本から来ました
O tiko e vei(オ ティコ エ ベイ):あなたはどこに住んでいますか
→Au tiko e Suva(アウ ティコ エ スバ):スバに住んでいます

E vica na i lavo oqo?(エ ビカ ナイ イ ラボ オンゴ):これはいくらですか?
Kana!(カナ):食べろ
Mamau(ママウ):おなかいっぱいです
Lako mai(ラコマイ):来い

※順次追加予定


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