「交通」の記事一覧(3 / 3ページ)

道路

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路面の穴

フィジーでは、概ね人の住む場所には車の通行できるような道路が走っています。
都市部と沿岸部の主要道路は舗装されていますが、路面の状態はよくありません。道路のあちらこちらに穴が開いていて、事故の原因となっています。ドライバーは慣れているので、器用によけながら走りますが、時折よけ損なうこともあります。夜間は特に危険です。
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ハンプの標識

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ハンプ

幹線道路(クイーンズロード等)では道路沿いにあるビレッジの手前に「ハンプ」といって道路が少し盛り上がっている場所があります。車の走行スピードを落とさせるためにあるのですが、それに気づかずビレッジに侵入した車は宙を舞う事になります。ビレッジ内の安全確保のためとはいえ、これも事故の原因となっています。

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ラウンドアバウト

また、フィジーでは都市部の繁華街以外では信号がほとんどありません。交差点では信号が無い代わりに「ラウンドアバウト(ロータリー)」がよく設置されています。右側から走ってくる車が優先というルールで、円になった道路を周回して目的の方向に進みます。

バス

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窓なしバス。意外に快適。

マイカーを持っている人も少なく、人を運ぶ鉄道が無いフィジーでは、バスは市民の交通手段として重要な位置を占めています。
○市内バス
市内バスは車体が古く、窓とドアがないバスも走っています。そのせいで、走行中はとても風通しがよくエアコンはなくとも涼しく快適です。雨が降った場合は窓の上にシートが設置されているのでそれを下ろして雨を防ぎます。
バスはバス停で待っていると止まってくれます。バス停ではない所でも合図すれば止まってくれます。
降りるときは座席の上のひもを引くと、音がなって、その場所、あるいは次のバス停で止まってくれます。料金は前払い制で市内なら大抵70セントです。子供は半額です。また、市内バスの時刻表や路線図は見たことがありません。人に聞くか自分で確認しましょう。
なお、レディーファーストの国なので、満員になった場合、男性は女性に席を譲らなければいけません。

○中距離バス
スバ~ナウソリ、ナンディ~ラウトカ等の近隣都市間にもバスは頻繁に運行しています。乗り方は市内バスと同様です。

○長距離バス
スバ~~ラウトカ間など、都市間の移動では最もポピュラーな移動手段となっています。
スバ~ラウトカ間はクイーンズロード(近道)とキングスロード(遠回り)の二通りのルートがあります。また、バスもいくつか種類があって、Pacific Transpert という会社のバスと、サンビームというバスと、その他スバ~ナンディ間ではツアーリストバスもあります。
スバ~ラウトカ間はクイーンズロード時経由で、18ドル程度、4時間半程度の行程です。スバ~ナンディだと15ドル程度、3時間半程度です。
Pacific Transpertのバスは従来、遅くてボロくて乗り心地が悪かったのですが、2011年、エアコンとテレビモニターのついた、新型バスが導入され、ずいぶんと快適になりました。サンビームのバスも、一部の車両はエアコンとテレビが設置されています。値段はPacificもサンビームも同じぐらいです。
料金は先払い制ですが、途中駅で乗車した場合、車内で着席してから支払う事もあります。
途中、車内でチケットの確認が何度もあるので無くさないこと。
注意:スバ~ラウトカ(ナンディ)間ではシンガトカで10分ほど途中休憩がありますが、このとき座席に荷物を置いてトイレに行かないこと。盗られた人がいます。

満員バス.JPGバスの中のよくある一コマ。フィジー人は大柄な人が多く、バスのシートに収まりきれずに、はみ出してしまう場合も多い。この時も巨大なおじさんとおばさんによって車内の通路が閉鎖状態に。


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