スバ
フィジーの首都スバ。1882年にレブカから遷都して以来、政治的にも経済的にもフィジーの中心であり続けています。人口は約17万人、フィジーのみならず南大洋州最大の都市です。日本で言うと地方の小都市ぐらいの人口なのですが、ここにはフィジー全土からエネルギッシュなフィジー人が集まってくるため、スバでは人口以上の街の迫力や勢いを感じます。
街の雰囲気も都会的で近代的。中心部には高層ビルが立ち並び、合間を行き交う人の流れのスピードは速く、車の行き来もフィジーの他の都市に比べ圧倒的に多いです。大型ショッピングセンターには高価なブランド品や家電製品も売られており、世界時間の先頭にきっちりついていっています。フィジアンビレッジとは流れる時間が根本的に異なり、同じ国かと思うほどです。
政治・経済の中心地でいつもにぎわっているスバですが、一方では、公園はよく整備され、海にも面しているため、喧騒を離れて一息つく場所も数多い、懐の深さも見せています。
日本からの旅行では、ほとんどがナンディ周辺のリゾートで完結していますが、それではフィジーと言う国の一部でしかありません。フィジーという国を知る上で、スバは欠かすことができません。リゾートではありませんが、日程に余裕があれば足を延ばしてみることをお勧めします。店は多いし、レストランの味のレベルはフィジーで一番です。退屈しないですよ。
☆スバの動画
☆スバの写真
行政府の時計台。歴史を感じさせる威容である。
高層ビルも少なくない
人や車の行き来も多い。
新しい大型ショッピングセンター
スバは海に面した港町でもある