ココナッツ
ココナッツ
フィジーではいたるところに、ココナッツの木(ヤシの木)が生えています。田舎はもちろん街中でも街路樹として植えられており、いかにも南国らしい風情を醸し出しています。
また、ココナッツは南国フィジーの景色に欠かせない要素というだけでなく、実用的にも、ココナッツの実から作られるココナッツミルクはフィジー料理で欠かせない材料となっています。ロロ、ココンダ、パルサミ…カレーに入れても美味しいですね。
しかしながら、ココナッツミルクを作るには少々手間がかかります。まず殻が固いので割るのに一苦労です。そして専用の器具で中の白い胚乳を削り出して、それを布で濾して水に溶かすことで完成です。ココナッツミルク作りは力がいるので男の仕事だそうです。
ココナッツを割る
胚乳を削り出す
フィジアンは慣れているので普通にやりますが、これを日本人の素人がやるにはかなりしんどいので、もしココナッツミルクを使いたければスーパーで売っている缶詰(3ドル弱)が便利です。
ココナッツミルク缶詰
なお、ココナッツミルクにするのは成熟した実を使いますが、未成熟の青い実の段階では、中には汁が入っていて、これをココナッツジュースとして飲みます。
ココナッツジュース