水道
フィジーの都市部では上下水道が整備されており、途上国では珍しいことなのですが、水道水は基本的にそのまま飲めます。ただし、水道の専門家の方が言うには水質はそれほどよくなく、煮沸してから飲んだ方がよいとのこと。筆者の主観では、スバの水は臭みがあり、そのまま飲む気にはなれませんが、ナンディ・ラウトカ(水源はほとんど同じ)の水道水はそれほど不味いとは感じず、筆者はそのまま飲んでますが、腹を壊したことはありません。
また、一部の地域では断水が頻繁にありますが、大半の地域では24時間安定的に水が出ます。水道料金は安く、筆者の場合、上下水合わせて3カ月で20ドル(1000円)ぐらいです。
フィジーの水道の問題点ですが、水道管が古く破れやすくなっており、街の至る所で漏水がみられます。話によれば、なんと水道水の7割が漏水しているそうです。また、水道を管理している会社がいいかげんで、何かの間違いで多額の水道料金の請求がくることもしばしばあるようで、トラブルになっている話をよく聞きます。