フィジー独特の言葉

フィジーにはフィジー独特の英語?があります。

☆Set(セット)
Set!=決まり!完了!
Set?=大丈夫?

と言う意味で、英語で言うSetとは意味が異なります。アメリカ人に聞いてもSetという言葉はこのようには使わないとのこと。しかし、Setはフィジアンもインディアンも皆頻繁に使います。なお、派生的なフィジアンスラングでAu Setiko(アウ セッティコ=俺は元気だぜ)というのもあります。ヒンディーだとSet hai!(セット ハエ=最高だぜ)という意味になります。一度騙されて、目上の人にSet hai!と言ったら、変な顔されました。スラングなので気をつけましょう。

☆語尾にeh(エ)とかne(ネorナ)とかつける。
英語で言うisn’t?みたいな意味でしょうか。
nice eh?(いいでしょ?)
Set eh(決まりっしょ)
Very hot eh(超暑いねー)
という具合に付加疑問文的に使用します。なお、フィジアンはehをインディアンはneを使います。また、この類の言い回しはフィジーだけでなくニュージーランド等周辺の国々にもあります。

☆Boss(ボス)
名前が分からない人に呼び掛ける言葉です。もちろんほんとの意味でBossではありません。日本でもおだてる時に「社長さんもう一杯どう?」とか言う時の「社長」というのと同じ感覚でしょうか。主に男性に大して使います。筆者もよく言われます。

☆ファラー(奴、という意味)
正確な綴りが分かりませんが、fellow あるいはfatherが訛った言葉か。
Dangerous ファラー eh(危険な奴だなー)
This ファラー is from Japan(こいつ日本から来たんだぜ)
This ファラーズ name is Yutaro Fukutaki(こいつの名前は福瀧裕太郎っていうんだぜ)

☆チロもしくはチロチロ
人の側を横切る時に使う言葉。日本でも「前失礼いたします」とか言いますが、そんな感じ。
昔、白人の大柄の宣教師が、フィジーの建物の中を移動するとき敷居に頭をぶつけるということが頻発したらしい。なので、「Too low(低すぎる)」と言って注意喚起したそうな。そのトゥーロウが訛ってチロになったそうな。有名な話で、フィジー人なら誰でも知っていると思われます。

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